恐れ・不安の感情は、5億年前からあったんです! – 感情は生きるための能力
目次1 なぜ、「感情」があるのでしょう?2 「感情(情動)」は「生きるための能力」3 ネガティブな「感情(情動)」は、どんなことを知らせてくれるのでしょう?4 …
誰かを「羨ましい」と感じたり、「嫉妬」してしまったりすること、ありますか?
とくに会社員時代、私もありました。
「持たないようにしよう」と思っても、湧いてくる感情。
「羨ましい」「嫉妬してしまう」「悔しい」
そんなやっかいな気持ちも
ちょっと視点を変えれば、自分にプラスに働かせることができるんです。
「羨ましい」というのは
「自分の持っていないものを他人が持っている、自分の出来ないことを他人がしている」
という時に生じてくる感情。
けれど、河合隼雄著『こころの処方箋』によると
自分の持っていないモノを他人が持っている場合に『必ず』生じる、という訳ではないようです。
例えば、知人の中に「ピアノ」を上手に弾ける人がいたとします。
その人を「羨ましい」と感じる人もいれば、「尊敬」するけれど「羨ましい」という感情が湧かない人もいます。(参考文献 : 河合隼雄著『こころの処方箋』)
羨ましい気持ちがおこるのは
「自分が持っていないモノの中に『自分の可能性』を見出している」時。
心の奥で「興味がある、やりたい、自分なら出来る」と思っているのに
「新しいことへのチャレンジ」や「開発する困難」を避けて、放っておいているもの。
なので、「羨ましい」と強く思ったり「嫉妬」してしまったりする場合には
「自分の心の中に、『見出してもらうのを待っている部分』があったんだ」と
プラスの部分に注目してみましょう。
そして、その方向に、まず少しだけ動き出してみませんか?
きっと、「自分の可能性の開花」につながります。
「嫉妬」の奥にある、あなたの希望を見つけてくださいね。
ココロの声に耳を傾けながら、今日も素敵な一日を!
(タイトル写真に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『こころの処方箋』河合隼雄著 新潮社、『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『色彩学校 本科 色彩心理 テキスト』)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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