恐れ・不安の感情は、5億年前からあったんです! – 感情は生きるための能力
目次1 なぜ、「感情」があるのでしょう?2 「感情(情動)」は「生きるための能力」3 ネガティブな「感情(情動)」は、どんなことを知らせてくれるのでしょう?4 …
昨日のコラムで、「あなた自身の中にある、たくさんの可能性」について書きました。
同じように、あなたの「身近な人」も「たくさんの可能性」を持っています。
あなた自身のことも、身近な人のことも。
「役割」で縛りつけないようにしたいですね。
「役割」は自分を支えてくれることもあります。
でも、「期待に応えよう」とする気持ちばかりが強いと
自分の本当の欲求、ホンネが分からなくなってしまうから・・・
私の会社員時代の話を少し。
会社で、売上予算・経費予算の策定を担当することになった当初。
私は私自身に、ものすごくプレッシャーを掛けていました。
「絶対に、間違えてはいけない」
「大切な予算を預かっている以上、仕事のできる人間でなければならない」
「皆に予算をお渡しする責任のある私は、真面目でなければならない」
会議の席でも「発言は真面目に。間違えないように。皆から一目置かれるように」なんてコトばかり考えていました。
そんな私ですから、いつも眉間にしわが寄っていたようです。
後に、プライベートな付き合いを持つようになった同僚たちは
オフィスにいる時の私とオフの時間の私とのギャップに、とても驚いていました。
そんな風に「自らの役割」に自分を閉じ込めてしまった私。
会社では、周りの人からも「真面目で間違えない人」という印象を持たれるようになりました。
周囲からそんな役割を「期待」されるようになると、だんだんそれを裏切るコトができなくなってしまい。
そうではない自分の様々な側面を、表に出し難くなり、悪循環。
そして、そんな私は、全然楽しくなかったんです。
人って「周囲から期待された役割」から、なかなか抜けられなくなってしまうものですよね。
本当は違う私がいるのに・・・
そして、本当はあなたと同様に、近くにいる誰かにも様々な要素があり、たくさんの可能性がある。
同じひとりの人でも、その時の環境によって、全然違う人に見えて驚くこと、実際あります。
だから、自分のことも、隣の人のことも。
「こういう人」って決めつけないでいられたら良いですね。
「苦手だなぁ」と思える人でもそう・・・
あまり好きではないなぁ、なんて感じる人の中にも、他の環境、他の場面でなら、もっと素敵な側面が見つけられるのかもしれないですね。
と自戒の意味を込めて。
簡単ではないですが、意識してフィルターをはずして、身近な人のことを見つめてみられると良い。
そして、その人の中に、素敵な部分を見つけたら、そのコトについて「感謝の気持ち」を伝えてみる。
「評価する」のではなく、ステキなところを「伝えて」あげる。
そうすると、あなたの未だ知らない、その人の素晴らしい部分が、どんどん表に出てくるかもしれません。
そして、自分もそうしてもらえたら、嬉しい。
自分自身の可能性も、周囲の人たちの可能性も。
見つけて、大切にできたら素敵ですね。
本当は、今ココロの中にある可能性を大切に。
今日も素敵な一日を。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生監修「色彩学校 本科 色彩心理テキスト」)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー・AFT色彩検定1級)
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文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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