人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
2017年。今年の目標は見つかりましたか? どんな自分でありたいですか?
「ありたい自分」のイメージを、色で描いてみませんか?
目次
新しい年を迎え、気持ちも新たな今。あなたには「気になる色」がありますか?
色は、あなたの「ありたい」も教えてくれます。
色は、体験・記憶のイメージと繋がっていて、人はそれぞれの色に意味を持たせています。「惹かれる色」は、言わば「深層心理のもうひとつの言葉」です。
人がある色に惹きつけられる大きな理由は、その色がその時の気持ちに合っているから。その時の自分の「ココロとカラダに必要な色」を、無意識に選んでいます。
「その色のイメージに自分が包まれていて、自分の気持ちを語ってくれる色」に惹かれることもあれば、「その色のイメージを求めている時」に惹かれることもあります。
最近「惹かれる色」が変わった方。また反対に「ずっとひとつの色」にこだわっている方。次に挙げる「色のイメージ」から、まずあなたの「今の気持ち」を探ってみてください。
最近「好きな色」「気になる色」は何色ですか?
色には、無彩色「白・黒・グレイ」と、有彩色「赤から赤紫までのグラデーション」があります。
「無彩色」に惹かれる時は、自分の感情を抑えていたり、内に秘めていたりすることも多いんです。
ずっと「黒」ばかり身に着けている、ずっと「グレイ」ばかり身に着けている・・・という方はいませんか?
「色の一般的な意味」の中から、ポジティブ・ネガティブ両方のワードを、2、3個ずつピックアップして載せていますので、あなたの気持ちを探ってみてください。
(尚、それぞれの色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。)
<無彩色>
「白」: スタート・リセット・決意 / 緊張・完璧主義
「グレイ」: ニュートラル・柔軟・落ち着き / 不安・迷い・気力がない
「黒」: 自己確立・集中・強い意志 / 抑圧・人と距離を置きたい
<有彩色>
「赤」 : 自信・活動的・情熱 / 怒り・自己主張
「オレンジ」: 活発・冒険心・陽気 / 落ち着きがない・自己アピール
「黄」: 希望・意欲的・喜び / 甘え・寂しさ
「黄緑」: 向上心・フレッシュ・安らぎ / 心身の疲れ
「緑」: 安らぎ・バランス・平和 / 心身の消耗・保守的
「青」: 自立・冷静・集中 / 自己抑制・悲しみ
「紫」: 癒し・再生・優しさ / 葛藤・疲労感
「ピンク」: 幸福感・優しさ・ときめき / 依存・優柔不断
「水色」: 解放感・希望・自然体 / 現実逃避・疲労
「紺色」: 誠実・自律・鎮静 / 抑制・緊張感
「ベージュ」 : リラックス・ナチュラル・信頼感 / 活気がない・無難
「茶」: 成熟・落ち着き・安心 / ストレス・保守的
あなたの「今の気持ち」に当てはまるものはありましたか?
では、これからの「ありたい自分」のイメージはありましたか? それは何色でしょうか?
あなたにとって「ありたい自分」は、どんなイメージでしょうか?
そのイメージに当てはまる「色」はありますか?
「ありたい自分」を「色」でイメージできたら、洋服やファッション小物、文房具など、身近なアイテムに取り入れてみてください。インテリア小物でも良いですね。小さな花を飾る、ありたい色・イメージのポストカードを飾るなどでも OK です。
毎日、目にして色の刺激を受ける事で、深層心理にもアプローチできます。目指す自分に近づいて行きましょう。
アクセサリーなどコーディネートに使える「金色」と「銀色」の「一般的なポジティブなイメージ」も書いておきます。活用してみてください。
「金色」豊か・強い・おおらか・自信、など。(金色は、イエローベースの色)
「銀色」思慮深い・センス・冷静・繊細、など。(銀色は、ブルーベースの色)
さて、ずっと「同じ色」にこだわっていた方。その理由に気づきましたか?
「ひとつの感情」に、捉われていませんでしたか?
もしも、その色に惹かれる「自分の気持ち」に気づいて、これから変えていきたいと思っているとしたら。「他の色の刺激」を、ぜひ取り入れてみてください。
自分の気持ちに「無理のない範囲」で、少しずつで良いと思います。他の色を取り入れることに、だんだん慣れていってくださいね。きっと、感情の幅が広がっていきますから。
「惹かれる色」に変化があった時は、あなたのココロに変化のあった時。静かに自分を見つめる時間を、是非つくってください。あなたのココロの小さな声にも、耳を傾けてみてくださいね。
あなたのココロの奥の声を大切に。
今年も素晴らしい日々でありますよう。
<それぞれの色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>
(文中に使用した塗り絵絵柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社、芳原信著『使える!色彩の教科書』洋泉社)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
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色は、体験・記憶のイメージと繋がっていて、惹かれる色は「深層心理のもうひとつの言葉」。
あなたなら「最近の自分」を何色に塗りますか?
「塗り絵」に表れたあなたの本当の気持ちを「通訳」しながらお伝えします。
あなたのココロを「一緒に読み解いて」いきましょう。
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文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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