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働く女性の転機。新しい気持ちでスタートする時、白い色がサポートしてくれます。

新しい気持ちでスタートしたい時「白」のチカラを借りてみましょう。

会社でイヤなことがあって・・・
忘れたいと思うのに、引きずってしまっている・・・

これまでの「タテマエの自分」は卒業。
ここからは「ありたい自分」の気持ちを大切に進んで行きたい。

心機一転、新しい気持ちでスタートできたらいいな。

そんな、働く女性の気持ちも「色」がサポートしてくれます。

「気持ちを切り替えたい」
「今が転機だと思う。前に進みたい」

「リセット・スタート・決意」を支えてくれる色、それは「白」です。

色は、体験・記憶、イメージと結びついていて
人は、それぞれの色に、自分にとっての「意味」を重ねています。

そして、人は、その時の自分に必要な色
「自分の心を代わりに語ってくれる色」や「支えてくれる色」を
選んでいるのです。

無意識に選んだ色にも、実は、その時のあなたの気持ちが投影されているのです。。

惹かれる色は「深層心理が語るもうひとつの言葉」と言えます。

そして、「色」からチカラをもらうこともできるんです。

「真っ白」な洋服を着ると気持ちが引き締まる、と感じることはありませんか？

「白」から連想されるポジティブな言葉には
「純粋・無垢・清潔・爽やか・明るい・新しい・心機一転・リセット・スタート・潔い・決意・再生・理想・神聖」などがあります。

また、少しネガティブなイメージの言葉には、「緊張・冷たい・別れ・空虚」などがあります。

白は、「新しさ」を感じさせる色。
同時に「始まり」の色でもあります。

「心機一転」気持ちを切り替えて、前に進み出したい。
そんな時に、人は「白」に惹かれることがあります。
そして、その気持ちを「白」が後押ししてくれる、チカラを貸してくれるのです。

「区切りをつけて前に進み出す時、新しい気分でスタートしたい時」
「白」を身に着けたり、身近に置いたりして、色の力を借りてみましょう。

「白」の取り入れ方。

洋服に選ぶ。
身近な小物に取り入れる。
また、たとえば、新しいノートの「白いページ」を見るだけでも
気持ちが変わります。

ただし、「真っ白」は「緊張感」をともなう色でもあります。
心のエネルギーが、ズンッ、と低下している時には強すぎる、と感じることもあるでしょう。

心がとても疲れている時には無理をせず
「その時、本能的に求めている色」を身近に取り入れるようにしましょう。

なぜなら、心の奥にあるマイナス感情を外に吐き出さないまま
心の上の方だけでリラックスしようとしたり、元気を出そうとしたりしても
一時的なものになってしまうから。

閉じ込めたままのマイナス感情は再び、顔を出してきます。
だから、自分のココロはごまかさないように、大切に扱ってくださいね。
マイナスの感情にも、ちゃんと向き合って。
感じて、そして、受け入れてあげてください。

その後、少し気力が湧いて来て
白にプラスのイメージを感じられるようになってから。
身近に取り入れてみてください。

洋服に「白」を取り入れる時の、ワンポイント・アドバイスです。

「真っ白」は、周りの人に
「自分に厳しい人」「正義感が強い人」「完璧主義の人」という印象を与えることがあります。

少し穏やかな印象で臨みたい場面では
「オフホワイトなど、柔らかい白」を選んだり
素材を柔らかいイメージにしてみてください。
レース素材を選ぶのも素敵ですね。

また、部屋の中を「真っ白」にすると
常に緊張を感じていることになるかもしれません。

インテリアに取り入れるなら
「オフホワイト」など、少し色みを感じさせ、あたたかみのあるものを選ぶといいでしょう。

「白」を身近に取り入れて。
一歩踏み出してみませんか？

色のチカラに背中を押してもらいながら。
今日も素敵な１日を！

<尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ･意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

（文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社）

佑貴つばさ（ゆうきつばさ）
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー