小池百合子都知事のスーツ。緑色と紫色の活用で千代田区長選応援。

2017.01.31 (火)

東京都千代田区長選が1月29日に告知されました。投開票は2月5日。
立候補は無所属の3人。5選を目指す現職の石川雅巳(まさみ)区長(75歳)、自民党東京都連が推薦する与謝野信(まこと)氏(41歳)、茨城県つくば市長の五十嵐氏の兄である五十嵐朝青(あさお)氏(41歳)。

 

小池都知事の推す石川氏と、自民党都連が推す与謝野氏。
自民党都連幹事長を努め、小池氏に「都議会のドン」と評された内田茂都議の地元で、小池氏と自民党都連の「代理戦争」とも言われていますね。

 

昨年の都知事選と同様に、今回も、小池氏は「緑色」を活用。そして、石川氏を応援する場面では、「紫色」のジャケットを着用することが多いです。
今日のコラムは、小池氏の「緑」と「紫」について書いてみました。

 

「黄緑・緑」と「紫」の関係性は?

 

 

石川まさみ氏と小池都知事が並んで写る、千代田区長選挙戦応援のポスター。両氏の名前と「区民ファースト」「ビューティフル千代田」の文字は「緑」色です。
そこに写っている小池氏が着用している色は、ツイードのジャケットも、タートルセーターも「紫」

 

29日夕方、石川氏の応援演説に駆けつけた時、小池氏は「緑色のストール」に「紫色と緑色の入った、柄のセーター」。そして、暗くて色が見えにくかったですが、「暗い紫色、または、紫みを感じる暗いグレイの革のジャケット」を着用していました。

 

「色相環(しきそうかん)」(= 虹の色に紫と赤紫を足してグラデーションに並べた、すべての色相(色み)が連続して変化して見える環)上で、「紫」と「黄緑」は、ちょうど反対側に位置します。「心理補色」の関係です。
「黄緑」に近い「緑」も、「紫」のほぼ反対側の位置にあり、「対照色相」になります。

 

対照的な色の配色は、両方が鮮やかな色の場合、派手な印象になり、両方の色が目立ちます。
どちらかの色のトーンを抑えることで、もう一方を引き立てることもできます。

 

小池氏の「紫のジャケット」の色みは、トーンを抑えた「暗めの落ち着いた紫」
「緑を目立たせ、活かす色づかい」になっているのです。

 

また、紫の「色彩心理効果」も、選挙応援の場面で活用していると思います。

 

小池都知事の紫のジャケット。色彩心理効果は?

 

 

「紫」は、様々な表情を見せ、様々な心理と繋がる色です。

 

「紫」色が持つ一般的なイメージで、ポジティブなものには「高貴・気品・ミステリアス・癒し・再生・優しさ・成熟・繊細・芸術的センス」などがあります。
ネガティブなものには「疲労感・葛藤・ストレス・憂鬱・不安・情緒不安定・孤独」などがあります。

 

また、色は暗くなると「重さ」「落ち着き・成熟・安定・充実感」、そして「ストレス」などにもつながります。

 

小池氏が応援する石川まさみ氏は、75歳。5選目を目指すベテランです。
その隣に立つ小池氏は、「成熟」を感じさせる「暗い、深い紫色」を着用。
自身についても「落ち着きを感じさせる」演出をしているのでは、と思います。

 

また、他の二人の候補者は、石川氏と比べるととても若い。
それで、有権者に石川氏の年齢を意識させないように、隣に立つ小池氏は、自身を「若く見せない」ように演出しているのかもしれません。

 

自民党都連が推す与謝野氏は41歳。
小池氏の推薦する石川氏について、年齢そのものは意識させないようにしても、「ベテランであること」「落ち着き」「成熟」は押し出していく、ポジティブに見せていく
そんな意図もあるかもしれませんね。

 

小池都知事の緑色の効果は?

 

 

昨年、東京都知事選で、自民党の推薦無しに出馬し、当選した小池百合子氏。
テーマカラーを「緑」に決め、鮮やかな緑色のハチマキをして選挙戦に臨んでいましたね。スカーフも緑色、スーツは黄緑。
都民に「緑」色のモノを持って集まるよう呼びかけ、色で「一体感」をつくり出していました。

 

「緑」は、東京都のシンボルマークの色。東京都ウェブサイトによると、「躍動・繁栄・潤い・安らぎ」を表現したものだそう。

 

「緑」の一般的なイメージの中でポジティブなものには「自然・安らぎ・平和・バランス・安全・落ち着き・新鮮・健康・生命力」などがあります。

 

石川氏の選挙戦でも、このイメージカラー「緑」を活用し、連帯感をつくっていますね。
街宣車の上方に書かれた名前は、緑地に白文字で、小池氏の都知事選と同じです。ポスターも緑色の文字。緑色を戦略的につかっています。

 

この選挙戦はどうなるのでしょう。
再び、色の効果が勝利につながるのでしょうか?
2月5日の投開票。気になりますね。

 

人は、ひとつひとつの色に意味を持たせていて、「惹かれる色」には心理が表れます。
「色」のイメージを使って、自分を演出することもできます。
「色」の心理効果で、自分の気持ちを、活動的にしたり、冷静にしたり、リラックスさせたり、もできます。
「色」を使って、仲間意識、一体感をつくることもできます。

 

毎日に、色の効果をぜひ取り入れてみてくださいね。
今日も素敵な一日を。

 

<尚、それぞれの色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>

 

( 参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社、東京都ウェブサイト、色彩検定協会監修『色彩検定公式テキスト3級編』)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」

 

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