あなたを素敵に魅せる「白」の選び方

2019.11.16 (土)

季節は、秋から冬へ

 

 

秋の色。

 

木々の葉の色が、赤、オレンジ、黄色に変化し
果実が熟する季節には
少し濁りを感じる、複雑な、深みのある色
なんだか、気持ちを落ち着けてくれました。

 

今、季節が、秋から冬に変わろうとしています。

 

冬の色。

 

ポインセチアの赤。
クリスマスツリーの緑。
銀世界の白。

 

目にする景色には
クリアな色みや、コントラストの強いメリハリの効いた配色
が目立ってきますね。

 

洋服にも「華やかさ」をプラスしたり
「コントラスト」をつけるのも良いと思います。

 

「有彩色(色みを持つ色)の配色」に
「無彩色(色みを持たない色)」をプラスすると
まとまりやすくなるので、ついつい
「黒」や「暗いグレイ」などの「無彩色」を合わせてしまいがち。

 

けれど、これまでは
配色にいつも「黒」「暗いグレイ」を選んでいたという方も
これからは、同じ無彩色の中でも、ぜひ「白」を選んでみてください。

 

有彩色(色みを持った色)を2、3色選んだところに
「白」をプラスしてみると
コーディネートがスッキリとまとまり、軽快な印象に変わります。

 

・上半身に使うなら、インナー、カーディガン、ジャケット。首元に巻くストール、大きめのネックレス。
・ボトムスに選ぶスカート、パンツ。
・アクセントに使う、バッグ、ベルト、シューズ。ブレスレットやバングル。
白をどのアイテムに選んでも、コーディネートがまとまりやすいのです。

 

ぜひ、あなたに似合う「顔うつりのいい白」を見つけて
活用してください。

 

顔うつりのいい「白」を選ぶ

 

 

「白」といっても、さまざまな色みがありますね。
色みの違いによって、顔映りも変わります。

 

「真っ白(純白)」は
「ブルーベース x 清色(クリアな色)」
パーソナルカラーの「4シーズン分類」では「Winter (冬タイプ)」の方に似合う色です。

 

◇「ブルーベースの色」の顔映りが良い場合には
・肌色が白く見える
・スッキリ見える
などの効果がありますが

 

◇「ブルーベースの色」が似合わない場合には
・青白く、不健康に見える
ことがあります。

 

「真っ白」の顔映りが良くない場合には
ご自分にとって顔映りの良い「白」を選ぶようにしてくださいね。

 

「オフホワイト」と呼ばれる「やわらかい白」や
「ミルクホワイト」「オイスターホワイト」や、白に近い「アイボリー」など
少しだけ「色み」感じさせる白、少しだけ「濁り」を感じさせる白
から選ぶといいでしょう。

 

◇「濁色(濁りのある色)」の顔映りが良い場合には
・肌色が均一に見える
・輪郭がソフトに見える
・目鼻立ちもやわらかく見える
などの効果があります。

 

◇「濁色(濁りのある色)」が似合わない場合には
・ぼんやりと、地味に見える
ことがあります。

 

パーソナルカラーの「4シーズン分類」
それぞれのグループに入る「白」について、次にご紹介します。

 

4シーズン分類の「白」

 

< 4シーズン 70色カラー見本帳(NPO 日本パーソナルカラー協会オリジナル)>

 

「パーソナルカラー診断」における「4シーズン分類」
それぞれのシーズンの色の特徴は以下の通りです。

 

◆ Spring(春):イエローベース(黄み寄り) x 清色(クリアな色) x 高~中明度 が中心
◆ Autumn(秋):イエローベース(黄み寄り) x 濁色(濁りのある色) x 中~低明度 が中心
◆ Summer(夏):ブルーベース(青み寄り) x 濁色(濁りのある色) x 高~中明度 が中心
◆ Winter(冬):ブルーベース(青み寄り)x 清色(クリアな色) x 中~低明度+高明度 コントラストが中心

 

前述したように、「真っ白」
「Winter(冬タイプ)」のグループの色になります。

 

下添付写真の4つの「白」が
それぞれのシーズンに対応しています。

 

 

写真左上:春(この4枚の中で比べると黄み寄り x クリア)
左下:秋(この4枚の中で比べると黄み寄り x 少し濁り感)
右上:夏(この4枚の中で比べると青み寄り x 少し濁り感)
右下:冬(この4枚の中で比べると青み寄り x クリア)(写真の色みが少し分かりにくいですが、真っ白です)

 

(写真の色見本:日本パーソナルカラー協会オリジナル『THE パーソナルカラー・パーソナルカラー分析用テストカラー集』内の4枚)

 

白やオフホワイトの中から
「顔うつりの良い色み」を選んでくださいね。

 

色の特徴をつかむには?

 

 

 

その色が
「イエローベースか、ブルーベースか」
「清色か、濁色か」
など「色の属性(特徴)」を把握したいとき。

 

「1色だけ」見ても分かりにくい場合には
「2色を比べる」ことで、色の特徴が分かりやすくなります。

 

その色を顔のそばに当て
「顔映りがいいのかどうか」を判断したいときにも
「2色を交互に当てて、比べてみる」ことで
顔映りのいい色が分かりやすくなります。

 

ぜひ覚えておいてください。
そして、試してみてくださいね。

 

可能であれば
・自然の光が差し込む明るい部屋で
・ノーメークで
似合う色みを探してください。

 

色をあなたの味方につけて。今日も素敵な1日を!

 

(文中色見本写真 : NPO 日本パーソナルカラー協会オリジナル『THE パーソナルカラー・パーソナルカラー分析用テストカラー集』、NPO 日本パーソナルカラー協会オリジナル『4シーズン 70色カラー見本帳』/ 文中リップカラー写真 : オンリーミネラル「ミネラルルージュN」/ 参考文献 : 『はじめてのパーソナルカラー』トミヤママチコ著 学研パブリッシング、『役に立つパーソナルカラー』トミヤママチコ著 学研パブリッシング)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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