トランプ大統領と安倍首相。ネクタイの色で親密度をアピール。

2017.02.12 (日)

日米首脳会談。2月10日、米ワシントンのホワイトハウスで、トランプ米大統領と安倍首相との会談が行われました。

 

安倍首相「ゴールド色」のネクタイ。いつも着用している「黄色」のネクタイとは色みが異なりましたね。「黄」というより、もっと光沢を感じる「ゴールド」

 

トランプ大統領は「赤のネクタイ」。でも、大統領就任式に着用していたような「鮮やかな赤の無地」ではなく、赤のトーンは少し抑えて、そして「柄のあるネクタイ」でした。

 

これらの「ネクタイの色」には、どんな意味が込められているのでしょうか?

 

安倍首相の「ゴールドのネクタイ」の意味は?

 

 

安倍首相は、日本にいる時「黄色」のネクタイを着用することが多いですよね。
「黄」の一般的なイメージでポジティブなものには、「希望・期待・好奇心・意欲的・前向き・憧れ・喜び・暖かさ・幸福」。「ユーモア」などもあります。そして「甘え・寂しさ・依存・幼さ」などのイメージもあります。

 

「黄」「コミュニケーション」の色とも言われ、親しみやすさを演出する色。そして「注目を集める色」でもあります。「黄色」を身に着けていると「頭が冴える。感覚が研ぎ澄まされる。」「洞察力や決断力を高める。」とも言われます。

 

安倍首相は、いつも「黄色」の心理を上手く活用しています。

 

さて、今回の会談で安倍首相が着用したネクタイは「ゴールド(金)」と言える色みでした。
トランプ氏に対しては「ゴールド(金)」というキーワードがありますね。

就任後、大統領執務室のカーテンを「金色」に変えたという、トランプ氏の好みに合わせているようです。昨年11月の非公式会談では「一部に金色の入った50万円の高級ゴルフクラブ(ドライバー)」をプレゼントしていました。そして今回の手土産は、「金箔が施された花見鳥手許箱」と「蒔絵のボールペン」。「金」です。

 

「ゴールド(金)」色の持つイメージでポジティブなものには「豊かさ・高級・富・成功・自信・権威」などがあります。トランプ氏が好むのも分かりますね。

ネガティブなイメージには「成金」などもあります。

 

トランプ氏の「赤い柄のネクタイ」の意図は?

 

 

「赤」は、リーダーシップを発揮できる、または、その資質を演出できる色。
「鮮やかな赤」は、「米国第一主義」を掲げるトランプ大統領のイメージカラーとして、定着した観がありますね。「鮮やかな赤」の一般的なイメージでポジティブなものは、「活動的・自信・情熱・達成感・リーダーシップ・勇気・生命力」など。

 

トランプ氏は「赤いネクタイ」「青いネクタイ」を着用することが多い。それは、星条旗の色である「赤・白・青」が、アメリカを象徴する色であることも理由のひとつです。
その中でも使い分けをしていて、特に強い感情を表す時や、国民の前で演説する時は「光沢のある鮮やかな赤の無地」のネクタイが多い。
その次に多いのが「光沢のある明るめの青の無地のネクタイ」
他にも「赤や青のレジメンタル・ストライプ」のネクタイを着用することもあります。

 

そんなトランプ氏ですが、今回は「赤に白い柄の入ったネクタイ」を着用して、日本の安倍首相を迎えました。

 

「赤の地に白の模様」

遠めに見ると水玉の様に見える柄。近づいて見ると、角が円くなった四角が並んでいる柄でした。
これは「日本の国旗・日の丸」の色使い
トランプ氏は「赤と白」の柄のネクタイで、日本の安倍首相に歓迎の意を表したのだと思います。

 

共同記者会見が行われた会場では、後ろのカーテンが「ゴールド色の地に、ゴールド色の模様」でした。安倍首相のネクタイと同じ色み。椅子も「ゴールド」。トランプ氏の好みの色が使われているようです。

 

そして会場には、日本の国旗「日の丸」が二旗とアメリカの国旗「星条旗」が二旗、立てられていました。
「日の丸」トランプ氏のネクタイが同じ色使いで「赤と白」スーツの色は両氏とも紺、つまり青系で、星条旗に使われている色相
「赤・白・青(紺)・ゴールド」で色がまとまっていました。「色」で一体感も感じさせましたね。

 

 

トランプ氏は、ネクタイで上手く「感情表現(演出)」をしています。
例えば、昨年12月6日に、ソフトバンクグループ社長、孫正義氏とニューヨークのトランプ・タワーで会談した時には、孫氏と同じ様な「赤のドット(水玉)柄ネクタイ」を着用することで、孫氏との「親密度」をアピールしていました。

 

今回も「ネクタイの色と柄」を上手く活用しているようです。

 

昨年のトランプ氏と安倍氏との会談。「シルバーグレイのネクタイ」の意味は?

 

 

「赤」や「青」のネクタイを活用することが多いトランプ氏ですが、「シルバーグレイ」色のネクタイを着用した日があります。

 

それは昨年11月17日。トランプ氏の大統領就任前に、ニューヨークのトランプ・タワーで行われた、安倍首相との非公式会談。トランプ氏は「光沢のあるシルバーグレイ」のストライプのネクタイをしていました。
「シルバーやグレイ」色のネクタイは、昼間の正礼装である「モーニングコート」で用いられるもの。
また「白・黒・グレイ」の無彩色は「感情を抑えたり内に秘めたりする時」に惹かれる色で、そのように演出することもできます。

 

トランプ氏も安倍氏も、モーニングを着用していた訳ではないのですが。おそらくトランプ氏は「正装」の意味で着用し、安倍氏に敬意を表したのでは、と思いました。
いつも強い感情を表現するトランプ氏ですが、安倍首相との会談では「感情を抑えた色づかい」だったのが興味深いです。

 

色に注目すると、さまざまなコトが見えてきます。

 

「色」は雄弁です。

 

 

スーツ姿の時、鮮やかな色を使えるのは、ネクタイやチーフなど、小さい面積に限られますよね。
だからこそ、選ぶ色は大事です。

 

「色」のイメージを使って、自分を演出することもできます。
「親近感・仲間意識」を表現することもできます。「コミュニケーションを円滑に」することもできます。
「色」の心理効果で、自分の気持ちを、活動的にしたり、冷静にしたり、リラックスさせたり、もできます。

 

毎日に、色の効果を、ぜひ取り入れてみてくださいね。
今日も素敵な一日を。

 

(参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になる「色」の掟。』講談社、ビジネスカラー研究会編著『使える!色彩学』洋泉社)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー

 

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