人生そんなに時間が無い。自分で意義があると思ったことをやりたい。細川護煕元総理の言葉。

2016.08.22 (月)

昨日 8月21日(日)夜 毎日放送の「情熱大陸」というTV (TBS) 番組。
「アーティスト 細川護煕(ほそかわもりひろ)」氏について、取り上げられていました。
番組の副題は
壮絶な夏の選挙戦を横目に絵筆を取る「元総理」・・・異色過ぎるアーティストの “ GOING MY WAY “ 】

 

先日 E-テレで取り上げられていて、コラムにも書いた
「芸術家 岡本太郎」氏と共通する部分を感じて
番組に見入ってしまいました。

 

 

今日は、昨日の番組から「アーティスト 細川護煕氏」の話です。

 

「雑念や妄想の殻を破っておやりなさい。」

 

 

細川護煕氏。言わずと知れた元内閣総理大臣です。

 

【細川 護熙(ほそかわ もりひろ、1938年〈昭和13年〉1月14日 – )は、日本の政治家、陶芸家。
参議院議員(3期)、熊本県知事(第45・46代)、衆議院議員(2期)、内閣総理大臣(第79代)、日本新党代表(初代)、フロム・ファイブ代表(初代)などを歴任した。・・・肥後熊本藩主だった肥後細川家の18代当主。・・・政界引退後は主に陶芸家、茶人として活動し、祖母の住まいがあった神奈川県足柄下郡湯河原町宮上の邸宅に、工房と茶室「不東庵」を設えている。(出典:『フリー百科事典ウィキぺディア』)】

 

「細川護煕 公式ホームページ」を覗いてみると、トップページに、こうありました。
【衆流截断(しゅるせつだん)
衆流截断とは、雑念や妄想の殻を破っておやりなさいということで、
そうありたいという私自身の生き方、信念にも通じています。(出典:「細川護煕公式ホームページ」)】

 

衆流截断(しゅるせつだん)という言葉の意味を調べてみると
【截断衆流(せつだんしゅる) : この世の妄想や気を散らす邪魔な考えを完全に断ち切ること。
「衆流」は様々なものの流れという意味から、雑念や煩悩のたとえ。「衆流を截断す」とも読む。(出典:『四字熟語辞典オンライン』)】
とあります。

 

「自分で意義があると思ったことをやりたい。」

 

太陽のある風景-1-2

 

現在、78歳の細川氏。
自らを「変人」と呼んでいるそうです。

 

60歳であっさり政界を退いた後、陶芸家として海外から高い評価を集めたかと思うと
2年前には「脱原発」を掲げて都知事選に出馬。
昨年は日本でタブー視されてきた「春画展」を史上初開催し、21万人の来場者を集めるなど
話題に事欠かない。

 

新境地は、絵師としての活動。
2012年から京都の地蔵院や建仁寺に襖絵を奉納。
現在は、奈良の薬師寺から依頼された障壁画の制作。
壁面66面、完成まで約7年がかりの大作に、一人で挑んでいるのだそうです。

 

番組の中で、
「自分がどう生きるかにしか関心が無い」
「人生、そんなに時間が無い。自分で意義があると思ったことをやりたい」
と話していました。

 

一貫性が無さそうに思えるその活動ですが
「自分の心に正直に、自分のやりたいことをやっていく」
そこに、信念があるように感じます。
実は、とても「シンプル」なのだと。

 

「人のためなんて考えない。自分のやりたいことをやっていく」

 

その言葉に、レストランで一緒だったご家族は
「コミュニケーションを取る気が無いんですよ。」
「私(奥様)が合わせることができるからいいですけど・・・!」
少々あきれながらも、受け入れているご様子でした。
その生き方を魅力的だとも感じていらっしゃるのかなぁ
と思いながら番組を観ていました。

 

岡本太郎氏のパートナーであり、養女であり、実質妻であった岡本敏子さんのことを思い出しました。

 

瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらく。

 

爆発-2-1

 

先日、コラムの中に、岡本太郎氏の書籍の冒頭にあった、以下の言葉を書きました。

 

【人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。
人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。それには心身とも無一物、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。(出典:『自分の中に毒を持て あなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎著 青春出版社)】

 

この言葉も書きました。

 

【才能のあるなしにかかわらず、自分として純粋に生きることが、人間の本当の生き方だ。(出典:『自分の中に毒を持て あなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎著 青春出版社)】

 

「瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらく」
「自分として純粋に生きる」
「その時その時の自分に、正直に生きる」

 

細川護煕氏の生き方と岡本太郎氏の生き方に感じた「同じもの」って
「これ」なのかな。

 

なぜ、この言葉が気になるのでしょうか?

 

ヒストリー-2-1

 

なぜ私はこの二人のこと、そして、この言葉が気になったのでしょうか?

 

それは
「自分に正直に生きる」って、社会の中にいると結構むずかしいと感じているから。
そして、同時に
「そうできたらいい」「そうしたい」と感じているからかもしれません。

 

自分の「外側」と「内側」のギャップ、違和感。

 

 

あなたは、
「今の自分は本当の自分じゃない。」
そんな感覚を持つコトがありますか?

 

私は20代の初め頃から、そんな風に感じていました。

 

そう感じる理由は
「人生において『成功』していると思えないから」
「スゴいといわれる何を成し遂げていないから」
なのかな、とも考えたけれど・・・

 

そういう側面もあったのかもしれませんが
どうも、それだけでは無かったように思います。

 

憧れの有名ブランドに運良く入社できても
マネージャーの肩書きをもらっても
やっぱり「違和感」はぬぐえなかった。

 

「他者の評価」に基準を置いていて
「他者から褒められることを選択しよう」としていて
「自分の心の奥の欲求」を見つけられなかったから。
その時に選んでいるものに、なんだか「違和感」があったから。

 

そのことが大きな理由だったのかもしれません。

 

今、「色彩心理」の道に進んでみると
その「違和感」が無くなっていると感じます。
「今の自分は本当の自分じゃない」という感覚が無くなりました。

 

「今のあなたの外側」と「あなたの内側の声」は一致していますか?
あなたが心から求めるモノは何ですか?

 

時には、自分とじっくり向き合う時間を持ってみてくださいね。

 

あなたの本当の気持ちを大切に。今日も素敵な一日を。

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『自分の中に毒を持て あなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎著 青春出版社、「MBS毎日放送ウェブサイト」、「細川護煕公式ホームページ」、「四字熟語辞典オンライン」、「フリー百科事典ウィキペディア」)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」

 

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文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD

 

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